将来不安を解決するための有効な手段のひとつに、資産運用があります。
まとめった大金がなければ、投資効果は低いことは事実ですが、新NISAを利用して、長期運用かつ少額投資は非常に効果の高い資産運用といえます。
本コラムでは、一般人と同程度の金融知識しか持っていない「たむ▷チラかる暮らしを整えたい1才女の子パパ」(以下、「たむ」)が、毎月の少額投資による資産運用の結果を公開!
「なぜ、その月はこの資産に少額投資したのか?」という点もシンプルな法則で解説します!
まだ、新NISAを含む資産運用に踏み切れていない人にオススメの内容なので、ぜひご覧ください。
たむも実際に少額資産運用を始めたのは、同世代に比べてかなり遅いです…。少額投資も含めて資産運用は早く始めて越したことはありません。
そんな「たむ」も着実にコツコツと資産を増やせているので、「どうせ、もう遅い…」と諦めずに、まずは知ることから始めてみましょう!
【たむの資産運用関連速報:2024年5月4日】
米国の雇用統計が発表され、2024年4月の雇用統計は予想を下回りました。平均賃金の伸びが鈍化し、失業率も3.9%と0.1%上昇したことで、マーケットは「米国が年内に2回の利下げを行う」という観測が強まりました。その結果、対ドル円が円高に触れており、1ドル150円台前半を推移しています。
【参考】NY外為市場=ドル/円3週間ぶり安値、米雇用統計受け年内2回利下げ観測
【参考】米雇用者数、6カ月ぶりの小幅な伸び-失業率は予想外に上昇
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【更新情報】2024年5月1日(水):2024年4月に行なったことや4月の資産運用実績を更新しました。
目次
2024年4月の少額投資運用について
4月は1ドル160円の急激な円安や仮想通貨の半減期到来など金融イベントが盛りだくさんでした!
基本的な投資スタイルは変わりません。
4月は2024年に入って、好調だったS&P500が一時5,000ポイントを割り込むなどの暴落、同時に日経平均株も暴落しており、新生活や新NISAのスタートをきっかけにNISAを始めた方は、不安になった方も多かったと思います。
仮想通貨では、4月20日にビットコインの半減期を迎えましたが、一方で香港のビットコインETFが開始されましたが、需要が低迷し、価格も下落傾向でした。
4月も基本スタイルは変わらず、毎月の掛金は5万円でS&P500と全世界株式との分散投資を継続しています。
S&P500が暴落!?一時、5,000ポイントを割り込む
2024年に入ってから、ずっと好調だったS&P500が4月12日前後を境に暴落し、一時、5,000ポイントを下回りました。その後、回復基調が見られますが、直近では、5,000付近で下落と上昇を繰り返しています。
S&P500の下落の要因のひとつは米国の金利高と言われています。しかし、この流れはその後、S&P500の上昇基調のきっかけとなった2023年10月の動きと似ており、今後、上昇に転ずると期待できます。
【参考】【米国株】下落の要因「金利高」 消費ブームを喚起│マネクリ(マネックス証券)
また、4月後半に急激な円安が進みました。
要因は米国経済の好調とインフレが続き、FRBの利下げ観測が見送られたことと、日銀の植田総裁が円安対応に踏み込んだ発言がなかったことが影響し、投機が加速しました。
一時、160円台の円安に暴落し、その後、急激な円高に転じました。これは日本政府による為替介入が行われたと推測されます。
【参考】1ドル158円台に【記者解説】NYで円安加速なぜ 来週の注目は│NHK
【参考】【速報】「覆面介入」行われていた場合は5兆円規模か 29日に円相場が6円近く「円高」方向に進む 政府・日銀は為替介入の事実明らかにせず│Yahoo!ニュース
一時160円台の円安となり、物価高と賃上げの差は開くばかりです…。円の価値がどんどん下がっているので、引き続き、円以外の資産構築が大事かと思います。
2024年は円安はしばらく続きそうです…
※FRBの利下げ観測が薄まり、日銀の利上げが見込めないため
2024年はリスク分散が重要になる年と考えており、たむは仮想通貨による攻めの投資は維持しつつ、NISAではコア資産を守るためにS&P500と全世界株式に分散投資し、リスク対策を行なっています。
4月の仮想通貨は単月マイナス!半減期後の相場に期待!
2024年3月5日に1BTC(ビットコイン)が1,000万円を突破し、4月も1,000万円前後で推移しており、引き続き、高値が推移すると思われます。
ミームコインを含む仮想通貨全般も安定した価格で維持しています。
2024年4月20日に4回目の半減期が到来しました。その後、変動はありませんが、過去の歴史から2025年に価格が上昇しやすいので、引き続き、積立投資を続けます。
また、ドージコインやシバイヌコインなどミームコインは価格が下がったタイミングで数千円ほど買い増しを繰り返しています。
4月単月で見ると、仮想通貨はマイナス評価でしたが、2025年末をゴールとしているため、引き続き、積立投資を継続していきます。
2024年5月の資産運用方針も基本的に変わらず、長期・分散・積立の基本を守りながら、運用していきます。
投資先 | 詳細 |
---|---|
新NISA(つみたて投資枠) | 掛け金を50,000円を維持し、S&P500と全世界株式(オルカン)に分散投資し、コア資産を増やす |
新NISA(成長投資枠) | 現状、使用しない |
仮想通貨 | ビットコイン毎日積立(300円)を行い、2025年末までの長期・分散・積立を行なっていく。 ミームコインへの投資を少額ですが、積極的におこないます。 |
たむが決めている長期資産運用の自分ルール
よく投資は「自分ルールが大切だ」と言われます。
このルールがブレると、含み資産額の増減でメンタルがやられ、衝動買いや衝動売りをしてしまうからです。
たむが少額長期投資を行う際、以下の自分ルールを守っています。
基本的に新NISAは毎月積立、仮想通貨(少額)は毎日積立です。
円高ドル安の時に現物米国株を買い、ドル高や米国株が下がった際は仮想通貨を購入する方針は変えません。
当分、円安が続くものと考え、NISAの成長投資枠は保留です。
4月も仮想通貨のうち、ミームコインを値下がりしたタイミングで買い増ししています。
無理なく資産運用を始めるためのノウハウを知りたい方は、厚切りジェイソンさんの本がおすすめです。
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新NISAの運用実績
たむのNISA資産運用実績(2024年5月1日時点)は以下のとおりです。
2024年5月最新
※スマートフォンはタップで画像拡大できます
ここがポイント
2024年4月にS&P500は一時5,000ポイントを下回るほど暴落。前月の運用収益率が約1%ほど下がりました。しかし、その後も5,000ポイントを付近を維持しており、あらためて米国経済は強いなと感じます。
2024年は過剰な円安が続くと考えているため、S&P500は継続して投資していきます。
2024年4月もS&P500は30,000円、全世界株式(オルカン)に20,000円と分散投資しています。
今後もS&P500は好調と考えていますが、2024年は米国大統領選挙や過剰な円安傾向などがあり、リスク回避のため、全世界株式に分散投資します。
全世界株式(オルカン)の比率は60%が米国株なので、たむの資産運用は米国株中心には変わりありません。
今後、インド株も興味があるので、分散投資が必要か見極めたいと思います。
現物株式の運用実績
塩漬けになっていたマネックス証券の現物株式(米国株式)は売却が完了し、完全撤退となりました。
今後は、NISAの成長枠での購入(ETFなど)のみで行う予定です。
過度な円安が影響して、含み益が出ていたので、4月中旬に売却しました。
マネックス証券の課税口座自体は解約せずに保有し続けます。
たむの現物米国株式の実績について
パンデミック時代のバブル相場で購入したことが悪影響となり、株価は下がり、結局、購入時よりも高くなることはありませんでした(大損です)。
やはり長期・分散・積立が大事と勉強できたので、前を向いて、進みます!
仮想通貨の運用実績
たむの仮想通貨運用実績(2024年5月1日時点)は以下のとおりです。
▼たむの仮想通貨の月次推移▼
2024年5月最新
2024年5月最新
4月はビットコインの半減期が到来していますが、直近の1BTC(ビットコイン)が1000万円前後を推移しており、他のコインも同様の推移を辿っています(一部コインは乱高下をしています)。
4月は半減期や香港のビットコインETFの期待はずれもあり、単月では前月比マイナスとなりました。
基本方針は変えず、相場が下がった時に少額(1000円単位)で購入、ビットコインは1日300円ずつ毎日自動積立を継続します。
ドージコインとシバイヌコインなどのミームコインも引き続き、少しずつ購入していく予定です。
▼たむの仮想通貨の年次推移▼
2024年5月最新
2024年5月最新
※スマートフォンはタップで画像拡大できます
ここがポイント
2023年11月よりビットコインの毎日積立を始め、12月より毎日300円(月約9,000円分)に金額を増やしてビットコインを購入したことも良かったと思います。
ビットコインをはじめ、仮想通貨も立派な資産運用のひとつとなりつつあります。
「もう値上がりしたから遅い…」という考えは間違っています。
2024年4月20日にビットコインの半減期が到来し、過去の歴史から2025年の年末にバブルを迎えると言われています。
ビットコインの希少性がさらに高まると予想されています。
仮想通貨取引ならコインチェックがおすすめ
たむのおすすめはコインチェックです。
新NISAと同時に仮想通貨を始めたい方は、マネックス証券のNISA口座とコインチェックの組み合わせがおすすめです。
※コインチェックはマネックスグループの完全子会社で金融庁の認可を得ている暗号通貨取引所です。
たむはビットフライヤーユーザーですが、少し後悔しています…。
ビットフライヤーも仮想通貨をTポイントで購入できますが、SBI証券の還元率もマネックス証券に比べると低いため、損したな…と思っています。
小規模企業共済のつみたて実績
小規模企業共済とは、小規模企業の経営者や役員、個人事業主を対象とした退職金制度です。
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【参考】小規模企業共済とは│中小機構
まとめ
今後も毎月資産運用実績を公開していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本コラムでは、たむ個人がおこなっている少額投資の結果(新NISAや仮想通貨、共済)を毎月発表します!