マネックス証券は簡単にNISA口座を開設できます。
本コラムでは、マネックス証券NISAの魅力や具体的な運用方法、さらにマネックス証券を選んだほうが良い方について詳しく説明します。
30代後半からでも資産運用は遅くありません。ぜひ参考にしてみてください。
「たむの暮らし」では金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」に掲載されている証券会社のみ紹介しています。
※ご紹介内容は個人の見解・個人の運用実績です。あくまで投資は自己責任でおこなってください。
プライバシーポリシー・免責事項はこちらからご確認いただけます。
マネックス証券
マネックス証券の魅力を徹底解説
マネックス証券とは、株式現物・株式信用・投資信託・先物・FXを取り扱うオンライン証券会社です。
また、NISA口座のほか、暗号通貨交換所であるコインチェックを子会社に持ち、さまざまな投資や資産運用が可能です。
もちろん、NISA口座の開設も可能で、NISAを活用することで、非課税で投資ができ、投資初心者にも使いやすい仕組みが整っています。
マネックス証券の特徴
NISA口座の開設でも人気の高いマネックス証券はNISA以外でも以下の特徴があります。
SBI証券や楽天証券に追随し、マネックス証券でも新NISAすべての取引の売買手数料が無料になりました。
また、マネックス証券では、NISAのつみたて投資枠では原則100円から投資できるため、日常生活の節約からでも投資資金を捻出できます。
また、マネックス証券でもクレカ積立が可能で、他のネット証券に比べてポイント還元率が業界最大の1.1%となります。さらにほとんどの投資信託でマネックスポイントももらえます。
貯まったマネックスポイントは投資信託の購入はもちろん、グループ会社のコインチェックで暗号通貨(仮想通貨)に交換できます。
また、マネックス証券は米国株に力を入れており、米国株や中国株で資産運用したい方におすすめです。
マネックス証券では、1株から購入できるワン株(単元未満株):買付手数料無料というサービスがあり、お試しで資産運用をしたい方にもおすすめです。
新NISAの活用ポイント
2024年1月から開始された新NISAでは、、旧NISAのつみたてNISAと一般NISAに該当する、つみたて投資枠と成長投資枠の併用も可能となりました。
新NISAの仕組みをわかりやすく解説
新NISA | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
---|---|---|
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度額(総枠) | 600万円 | 1200万円 |
合計1800万円 ※等価残高方式で管理:枠の再利用が可能 | ||
非課税の期間 | 永遠に利益への税金が0円 | |
投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した 一定の投資信託 | 上場株式・投資信託等 |
対象年齢 | 18歳以上 |
つみたて投資枠と成長投資枠それぞれの年間上限額も増えて、非課税保有限度額(合計)も拡充されています。また、非課税期間(口座開設期間)も恒久となり、資産運用で得た利益は永年非課税となります。
また、NISAで利用できる銘柄はリスク分散投資が可能なインデックスファンドやバランスファンドが用意されています。
それぞれの枠で購入できる銘柄は異なりますが、株式や投信、ETFなどさまざまな商品から選べ、資産のリスク分散が図れます。
また、売却した場合、売却した翌年に売却した分の枠が再利用することも可能です。投資状況に応じて、銘柄の変更や売却を行い、資金の追加・引き出しができるため、柔軟な資産運用ができます。
マネックス証券
新NISAのつみたて投資枠:マネックス証券の取扱商品一覧
マネックス証券で新NISA口座を利用して資産運用を行う場合、まず、投資信託がおすすめです。
マネックス証券の投信一覧から選べるため、ライフイベントに応じた合った資産運用(リスク分散や積極投資など)が可能です。
マネックス証券では、国が定めた指定インデックス投資信託が用意されているため、成長株や先進国株式、新興国株式など幅広い銘柄を選択可能です。
また、ドイチェ・ETFバランス・ファンドやREIT(NZAM・ベータ 先進国2資産:株式+REITなど)も取り扱っており、資産の分散投資が可能になります。
REITとは
Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)の略で、投資家から集めた資金で不動産に投資し、その収益を投資家に分配する金融商品です。オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産を購入します。その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。
これらの銘柄は、非課税の範囲内で運用できるため、資産を効率的に増やすことが期待できます。
なお、商品選びに迷った場合は、マネックス証券が提供するIFAサービス(提携するアドバイザーによる提案)も利用できます。
マネックス証券の新NISA(つみたて投資枠)を活用して、資産運用ができます。
マネックス証券
マネックス証券NISA口座の開設・運用方法
マネックス証券でNISA口座を開設するには、公式サイトにアクセスし、必要な情報を入力します。
その後、本人確認書類を提出し、審査が完了すれば、口座が開設されます。
おすすめはオンライン口座開設です。
本人確認書類もスマートフォンで撮影して提出できるため、最短で申し込みの翌営業日に開設できます。
NISA口座開設の手順と必要書類を確認しよう
NISA口座を開設するためには、次の手順と必要書類があります。
マネックス証券の公式サイトにアクセスして、新規開設の手続きをおこなう
本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)を用意し、選択した方法で送付する
オンライ提出(最短翌営業日開設)と郵送提出(1週間程度)があります。
手続き内容の確認を行い、審査が完了すると口座が開設
口座開設後はログインし、取引画面に進んで投資対象を選ぶ
投資する商品を選んだら、購入手続きを行って運用を開始
運用状況は定期的に確認し、必要に応じて資産の見直す
すでに証券総合取引口座を持っている方へのNISA口座追加方法
証券取引口座(課税口座)を持っている人もNISA口座を追加申し込みできます。
マネックス証券でNISA口座を開設するためには、証券総合取引口座の開設が必要です。
マネックス証券では、証券総合取引口座を持っている人と、持っていない人で申し込みフォームが異なります。
証券総合取引口座を持っている人は、右側の「NISAを申込む」をクリックして、手続きを始めてください(スマートフォンのアプリでも可能です)。
ログイン後、新規口座開設の手続き画面からNISA口座を選択し、必要事項を入力して申込みを進めましょう。
手続きが完了すると、通常の証券口座と同様にNISA口座での取引が可能になります。
マネックス証券
NISA口座での取引方法と手数料について
NISA口座での取引方法は通常の証券口座と同様で、株式や投信を購入・売却することができます。
設定方法はインターネットやアプリを利用して、簡単に設定ができます。
おすすめはアプリです。マネックス証券のアプリは見やすく、おすすめです!
※スマートフォンはタップで画像拡大できます
NISAで準備されている銘柄(投資信託など)は信託報酬と言われる、手数料を気にする必要があります。信託報酬は証券会社によって異なりますが、通常の証券口座と比較して割安に設定されていることが多いです。
ただし、取引の度に手数料が発生するため、コストを抑えるためには適切な取引を心がけましょう。
また、NISA口座での取引は非課税制度が適用されますが、年間投資額や投資対象となる銘柄に制限があります。
NISA口座で国内株式や投資信託を取引する場合、年間の非課税取引限度額が、つみたて投資枠は年間120万円(合計600万円まで)、成長投資枠は年間240万円(合計1200万円まで)が設定されています。上限を超えないように注意しましょう。
新NISAの仕組みをわかりやすく解説
新NISA | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
---|---|---|
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度額(総枠) | 600万円 | 1200万円 |
合計1800万円 ※等価残高方式で管理:枠の再利用が可能 | ||
非課税の期間 | 永遠に利益への税金が0円 | |
投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した 一定の投資信託 | 上場株式・投資信託等 |
対象年齢 | 18歳以上 |
各証券会社の手数料体系や取引ルールはマネックス証券公式サイトで確認できます。
自分の収入やライフスタイルに応じて、無理のない範囲で資産を増やしていくことを目指しましょう。
株式・投資信託の購入方法とリスク管理のポイント
株式や投資信託の購入方法は証券口座を開設し、銘柄やファンドを選んで注文を出します。
インターネットやアプリを利用することで、いつでもどこでも取引が可能です。
投資におけるリスク管理のポイントは、まず分散投資を心がけることです。つみたて投資枠や成長投資枠でおすすめの分散は以下の通りです。
▼▽▼ NISAによる4つの投資戦略 ▼▽▼
※スマートフォンはタップで画像拡大できます
一つの銘柄やファンドに集中して投資すると、その銘柄が下落した際に大きな損失を被るリスクがあります。
個別銘柄の購入は相場が高騰している時に買い付けると、後で値下がりするリスクがあります。株価や相場の動向をチェックして、適切なタイミングで投資しましょう。
一方で、つみたて投資枠(毎月一定金額を積立投資)の場合、始めるタイミングは気にする必要はありません。積立投資は早くに始めるに越したことはありません。
思い立ったその日に行動力を起こし、開始しましょう。
リスク管理は長期的な視点も大切で、資産運用は一朝一夕で結果が出るものではありません。
焦らず、コツコツと資産を増やしていきましょう。
保有残高・口座管理画面の見方を勉強しよう
証券口座を開設して、投資をスタートすると、保有残高や口座管理は非常に重要になります。
まずは、保有株式の詳細(銘柄名、取得価格、現在価格、損益情報など)が表示される画面から始めましょう。
次に資産の内訳や詳細、取引履歴などの情報が得られます。また、一般的な口座管理画面には、NISA口座や特定口座など、課税制度別に保有資産を表示する機能もあるので、是非活用しましょう。
マネックス証券
マネックス証券NISAのよくある質問と解決策
マネックス証券でNISA口座を利用しているお客様からのよくある質問をまとめました!
よくある質問は、手数料や運用方法に関することが多いです。
ワン株の手数料は?NISAも対象!
マネックス証券のNISA口座での取引 | ||
買付 | 売却 | |
手数料 | 無料 | 実質無料 (全額キャッシュバック) |
最低手数料 |
ワン株とはマネックス証券の1株から株式を購入できるサービスです。通常の株式投資は100株単位でのみ取引が可能ですが、ン株では単元株数に限らず1株から購入できます。
ワン株は通常の株式取引だけでなく、NISAでも買付手数料が無料、売却手数料が実質無料になります。
買付の場合、東証上場銘柄、名証上場銘柄が対象です。売却の場合、東証上場銘柄、名証上場銘柄、福証上場銘柄、札証上場銘柄が対象となります。
購入できる銘柄には、高配当日本株で有名な三井住友フィナンシャルグループや三菱商事、トヨタ自動車、日本たばこ産業といった大企業の株を1株から保有できます。
つみたて投資枠のインデックスファンドやバランスファンドを運用しつつ、高配当株に分散投資することで、リスクを軽減できる自分だけのポートフォリオを作ることができます。
ワン株でも定期的に投資状況を確認し、必要に応じて資産配分を調整することが大切です。
NISAも含めたマネックス証券の手数料は?
マネックス証券のNISAを含むサービスの手数料をまとめました!
▼▽▼マネックス証券の取引手数料▼▽▼
取扱金融商品 | 備考 | |
NISA | ||
国内株式 取引手数料 | 0 円 | |
投資信託 申込手数料 | 0 円 | |
米国株 国内取引手数料 | 実質 0 円 | 買付時の国内取引手数料 (全額キャッシュバック) |
中国株 国内取引手数料 | 実質 0 円 | |
株式取引・信用取引(税込) | ||
現物取引(取引毎手数料コース) | 最低 55円〜 | – |
信用取引(取引毎手数料コース) | 最低 99円〜 | |
一日定額手数料コース | 最低 550円 | 1日何回取引してもOK ※約定金額100万円以下 |
ワン株(単元未満株) | 0 円(買付時) 約定代金の0.55%(売却時) | – |
新規公開株 公募・売出株 | 0 円 | 参加費用・購入時手数料 |
立会外分売 | 0 円 | 買付手数料 |
米国株(税込) | ||
米国株 国内手数料 | 0 最低 0 米ドル〜 | 最低手数料を超える場合約定代金の約0.495%、上限手数料22米ドル |
中国株(税込) | ||
中国株 国内手数料 | (約定代金の)0.275 % | 最低手数料49.5香港ドル、上限手数料495香港ドル |
投信・積立 | ||
投資信託 申込手数料 | 0 円 | – |
債券(税込) | ||
債券 取引手数料 | 0 円〜 | 取引にあたっての手数料はかかりませんが、外国債券を取引する場合は、所定の為替手数料が発生します。 |
FX(外国為替証拠金取引) | ||
取引手数料 | 0 円 | – |
暗号資産CFD(暗号資産関連店頭デリバティブ取引) | ||
取引手数料 | 0 円 | 取引にあたっての手数料はかかりませんが、朝方7:00時点に保有する未決済ポジションに対し、レバレッジ手数料がかかります。 |
先物・オプション(税込) | ||
日経225ミニ | 38.5 円 | 1枚あたり |
日経225先物 | 275 円 | |
日経225マイクロ | 11 円 | |
JPX日経400先物 | 55 円 | |
日経225オプション | (約低代金の)0.198 % | 最低手数料198円 |
日経225ミニオプション | (約低代金の)0.198 % | 最低手数料19.8円 |
マネックス・ゴールド(税込) | ||
マネックス・ゴールド 買付手数料 | (約低代金の)1.65 % | – |
iDeCo | ||
運営管理手数料 | 0 円 | – |
その他費用 | ||
口座開設・維持費は無料 |
マネックス証券
マネックス証券のNISAがおすすめな人は…?
マネックス証券でNISA口座の開設をおすすめした方は、ズバリ、暗号通貨(仮想通貨)投資にも挑戦してみたい方です!
マネックス証券でNISA口座を運用すると、マネックスポイントが貯まります。そのほかのネット証券と同様にポイントを使って、投資信託の購入や手数料に使えます。
マネックス証券
しかし、マネックス証券のマネックスポイントは、今、魅力的な資産運用ひとつである仮想通貨(暗号通貨)を取り扱っている、コインチェックでも使用できます。
コインチェックは金融庁から認可を受けた暗号資産取引所であり、マネックスグループの一員です。
1マネックスポイントを1円としてビットコインやイーサリアム、リップルといった話題の仮想通貨をリアルタイムでのレートで交換できます。
2024年1月に米国でビットコインETFが承認され、仮想通貨も資産運用のひとつとして一般に広がりつつあります。
そのため、NISAだけでなく、仮想通貨で資産運用をしてみたい方は、マネックス証券の運用で貯めたマネックスポイントを使えば、元手なしで仮想通貨を手に入れることができます。
コインチェック
※日本国内で取引されている仮想通貨も、他の投資と比べて、値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンの金融商品です。積立投資を活用して、リスクを分散させましょう。
「たむの暮らし」の運営管理者である、たむも少額投資を前提にビットコインを購入しています(毎日300円ずつの積立購入)。
▼たむの仮想通貨の年次推移▼
※スマートフォンはタップで画像拡大できます
仮想通貨(暗号通貨)やNFTの自動売買などを目的にしたネットワークビジネスで詐欺や法令違反の勧誘などが横行しているので注意しましょう。
ネットワークビジネスは合法ですが、一歩間違えると信頼と友人を失います。たむも過去に勧められて嫌な想いをしたので、本当におすすめしません。
【参考】ビジネスセミナーへ参加したつもりが、実際はネットワークビジネスの説明会だった│特商法ガイド(消費者庁)
【参考】暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください(消費者庁)
マネックス証券
まとめ
マネックス証券は他のネット証券会社に比べて、クレカ積立の還元率が業界最大の1.1%となります。
もし、クレカ積立しかクレジットカードを使わないのであれば、マネックスカードがおすすめです。
マネックスカードは初年度が無料で次年度以降の年会費が550円(税込)が必要ですが、年間に1回以上クレジットカードを利用すれば、年会費は無料となります。
また、ポイントをグループ会社であるコインチェック(暗号通貨取引交換所)で、仮想通貨と交換できることも他にはない魅力といえます。
NISAと一緒に仮想通貨による積立投資や資産運用をしたい方は、マネックス証券がおすすめです。
マネックス証券
慶応義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。その後、ファイナンシャルプランナーの知識を活かし、1憶円資産の捻出方法を確立する資産捻出のプロとして活動する。現在、ライフプラン、資産運用、保険の加入・見直しなどの観点からアドバイスを行い、幅広い世代から絶大な支持を得る。ファイナンシャル相談のほか、執筆、監修、講演など活動範囲は多岐にわたる。
数あるネット証券の中でもマネックス証券でNISA口座を開設したほうが良い方に焦点を当てて、解説します!